モリンガとは?

「モリンガ(Moringa oleifera)」は、インド北部を原産とするワサビノキ科の植物です。
古くからアーユルヴェーダなどの伝統医療にも用いられてきた歴史があり、近年ではスーパーフードとして世界中で注目されています。
葉・種・花・さやなど、ほとんどの部分を食用やお茶、パウダーとして活用できることから、“生命の木”と呼ばれることもあります。
研究では、モリンガの葉にポリフェノールやフラボノイドなどの成分が含まれており、健康を支える栄養植物の一つとして報告されています。
モリンガの栄養成分は?
米国農務省(USDA)のデータベース「FoodData Central」によると、モリンガの葉(生)100gには次のような栄養素が含まれています。
・たんぱく質:9.4g
葉物野菜の中では高たんぱくな食品。筋肉や臓器、酵素やホルモンの材料となります。
・ビタミンC:51.7mg
いちご5個分に相当し、皮膚や血管、骨の形成に関わり、酸化防止の働きを持つ栄養素です。
・カルシウム:185mg
100gあたりでは牛乳より多く含まれ、骨や歯の形成に役立ちます。
・鉄:4mg
ほうれん草の約2倍。赤血球のヘモグロビン生成に必要な栄養素です。
・マグネシウム:147mg
30~64歳女性の1日の推奨量の約半分に相当し、骨の形成や血圧の調整などに関与します。
このように、モリンガはビタミン・ミネラル・たんぱく質をバランスよく含む植物性食材として、栄養面でも注目されています。
モリンガの味と取り入れ方
モリンガパウダーは、青菜や抹茶に似た香りと、ややほろ苦い味わいが特徴です。
スムージーやヨーグルト、豆乳に少量混ぜると飲みやすく、毎日の食生活にも取り入れやすいです。
ただし、製品によって風味や成分量が異なるため、信頼できるメーカーや原材料を確認し、自分の体調に合ったペースで続けることが大切です。
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参考文献
1.Sharma, P., et al. (2024). Therapeutic Potential of Moringa oleifera in Chronic 2、Diseases. Frontiers in Pharmacology, 15, 11939887. [PMCID: PMC11939887]
2.U.S. Department of Agriculture. FoodData Central: Moringa oleifera, leaves, raw (FDC ID: 168416).
URL: https://fdc.nal.usda.gov/food-details/168416/nutrients(参照日:2025年10月6日)
3.飯田薫子・寺本あい(監修)(2022)『きちんとわかる栄養学』西東社
4.日本人の食事摂取基準(2025年版)