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ラーメンの「かんすい」 気になる人のための選び方

ラーメンの「かんすい」 気になる人のための選び方

「かんすい」ってなに?ラーメンに使われる理由

ラーメンの麺が黄色っぽく、モチっとして、ツルツルしている。
この特徴をつくっているのがかんすいという材料です。

かんすいは、炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなどを含むアルカリ性の水溶液で、中華麺や即席めんに広く使われており、小麦粉に加えることでラーメンらしい風味・色・食感をつくります。


 かんすいの働きと安全性について

かんすいは炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、及びリン酸類のカリウム塩又はナトリウム塩のうち1種以上を含むものです。

これらは弱アルカリ性の成分で、ラーメンなどの中華麺の製造に使われると、次のような変化が起きます。*1

  • 小麦粉に反応して黄色みが出る

  • グルテンが強化されてモチモチとした弾力が生まれる

  • かんすい特有の香りや風味が加わる

一方で、「かんすいは食品添加物だから体に悪いのでは?」と不安になる方もいるかもしれません。

かんすいの主成分(炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなど)は、厚生労働省が「指定添加物」として認めている成分です。

安全性についても、食品安全委員会による評価や厚生労働省の制度に基づいて管理されており、通常の食品に使われる範囲であれば健康への影響はないとされています。*1



アルカリ性=刺激になる?お腹に敏感な人は?

「かんすい」と聞くと、「アルカリ性=刺激がある=体に悪いのでは?」と不安に感じる方もいるかもしれません。特にIBD(炎症性腸疾患)や胃腸が敏感な方にとっては、気になるポイントですよね。

たしかに、強いアルカリ性のものを誤って飲むと、胃や食道にダメージを与える可能性があり、それはお掃除用洗剤などの話です。

でも、ラーメンに使われる「かんすい」は弱アルカリ性(pH7〜8くらい)
たとえば日本インスタントラーメン協会のFAQでも、かんすいのpHは「7〜8程度」と明記されています。通常の量で食べる分には、刺激になるという報告はないようです。*2



それでも「かんすい不使用」を選ぶ理由

かんすいは安全性が確認されていますが、IBD(炎症性腸疾患)の方や過敏な消化器症状を抱えている方など体調やライフスタイルによって「控えたい」と感じる方もいます。

その場合は無理せず、自分の体調に合った麺を選ぶことが大切です。



たとえば、

  • 腸が敏感で刺激に気をつけたい

  • 妊娠中や子どもと一緒に食べるため、よりシンプルなものを選びたい

  • 添加物を控える食生活を心がけている など


そんな方のために、グッテでは「かんすい不使用・ノンフライ麺」をご用意しています。


まとめ

選べるラーメンで安心を

✔ かんすいはラーメンをおいしくする大切な素材。
✔ 日本の基準で安全性が確認されており、通常の量で問題になることはありません。
✔ でも、「合う・合わない」は人それぞれ。
✔ 気になる方には「かんすい不使用・ノンフライ麺」という選択肢もあります。

 


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IBDや体調へのやさしさを考えた、グッテセレクトの麺です。

✅ 生麺に近い食感のノンフライ麺

✅ 有機JAS認証品

✅ かんすい不使用でクセのない風味

 

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*1 一般社団法人 日本食品添加物協会 https://www.jafaa.or.jp/qa

*2 日本インスタントラーメン協会 FAQ  https://instantnoodles.org/noodles/faq/



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