世界IBDデーに合わせたイベントのご案内
今回は世界IBDデーについて紹介させていただきます。
IBD(潰瘍性大腸炎、クローン病)は、腸管の粘膜に潰瘍ができる発症メカニズムが未だ解明されていない、腸の炎症を伴う疾患です。
国内での患者数は、潰瘍性大腸炎が約22万人、クローン病は約7万人と、「指定難病」最大級の患者数で、近年右肩上がりで増加しています。
そうしたIBDに関しての世界的な啓発イベントが毎年5月19日に開催される世界IBDデーです。
世界中の様々な患者団体が主導し、炎症性腸疾患(IBD)について社会的な理解を深めるために2012年 から毎年 5月19日 に開催され、IBDと向き合う患者さんや支援者、社会が繋がり、IBDの啓発活動が行われます。
世界各地で様々なイベントが開催され、日本でも、昨年に引き続き、小倉城、熊本城、姫路城に加え、今年は大阪城がIBDのシンボルカラーである紫色にライトアップされます。
また、大阪城付近では大阪のIBD患者会「大阪IBD」さんが森ノ宮駅近くで啓発チラシの配布もされる予定です。
https://osakaibd.xvoj.com/
今回、やさしいひとくちを販売するグッテでも世界IBDデーに合わせた様々なイベントを実施します。
京都大学医学部附属病院消化器内科との共催オンラインイベント「『IBDが完治できる日』が見えてきた」作家・ジャーナリスト 佐々木俊尚氏 ゲスト登壇
日時: 2024年5月18日(土)12:00~14:00
内容:
京都大学消化器内科医師による講演「IBD完治への挑戦 ~潰瘍性大腸炎の病態解明と治療法開発~」に加え、パネルディスカッションでは潰瘍性大腸炎患者で作家・ジャーナリスト 佐々木俊尚氏が登壇します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000055131.html
田辺三菱製薬株式会社との共催オンラインイベント「おしりの悩みとクローン病」
日時:2024年5月17日(金)19:00〜20:00
内容:
クローン病患者さんで悩むことの多い肛門病変について専門家の解説に加え、クローン病当事者の患者さんがパネルディスカッションに登壇します。
https://www.mt-pharma.co.jp/news/2024/info240422.html
グッテではこれからもIBDや過敏性腸症候群(IBS)という病気や患者さんの悩み等をより多くの人に知ってもらうべく様々な取り組みを行っていきます。