日本最古のゆず「桂木ゆず」の特徴と魅力
「桂木ゆず(かつらきゆず)」って聞いたことがありますか?
埼玉県・毛呂山町で育てられてきたゆずで、一度かぐと忘れられないような、深みのある爽やかな香りが特長です。
そんな桂木ゆずの魅力をご紹介します。
日本最古のゆず産地・毛呂山町から生まれた香り
埼玉県毛呂山町は、「日本最古のゆずの里」として知られる地域。
町内の滝ノ入地区は日当たりのよい丘陵地にあり、寒暖差や風通しなど、ゆずの香りを育てるのにぴったりの土地です。
毛呂山町のゆずは、江戸期からの伝統を引き継いで、昭和初期には「桂木柚子」というブランドで東京市場に盛んに出荷されており、日本で最古の産地のひとつといわれています【1】。

桂木ゆずの味と香りの魅力
桂木ゆずは、実が大きく皮が厚いのが特徴で、香りがしっかりと感じられます【2】。
その香りの主成分には、甘い香りをもたらすバニリン、スパイシーなオイゲノール、 そして柑橘らしい爽やかさを生むリモネンが含まれています。
特にリモネンは、高知県産と比較して約4倍多く含まれることが報告されています【3】。
これらの香気成分が重なり合うことで、ふわっと広がる芳醇で深みのあるゆずの風味を楽しむことができます。
桂木ゆずの香りをそのまま楽しめるスナック
そんな桂木ゆずの香りを、もっと気軽に楽しめるようにと生まれたのが、桂木ゆずを使ったノンフライスナック『サクリィ 香るゆずのり塩味』です。
サクサクとした軽やかな食感のなかに、ゆず皮の爽やかな香りと海苔のうま味が、一口ごとに深みのある風味が広がります。
素材の香りを活かした自然な味わいで、お子さまから大人まで楽しめます。
お茶請けや仕事の合間など、気分を変えたいひとときに。ぜひお楽しみ下さい。

参考文献
【1】 毛呂山町産業振興課「毛呂山町の特産品 桂木ゆず」
https://www.town.moroyama.saitama.jp/soshikikarasagasu/sangyoshinkoka/kanko_tokusan/6/3/8295.html
【2】 JAいるま野「桂木ゆず紹介資料」
https://www.ja-irumano.or.jp/wp-content/uploads/2021/09/45584d5b094193cd2f46115127eaecd8.pdf
【3】 日本食品保蔵科学会誌 VOL.47 NO. 1 2021「埼玉県産ゆず果実ホールペーストの成分特徴と機能性」(城西大学)
https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010937164.pdf


